微生物を使いこなす!

農業分野で、活躍している微生物!

主な有用菌群を紹介
光合成細菌は
土壌や根からの分泌物、有機物、有害ガス(硫化水素等)を餌にして糖類、アミノ酸
核酸、ビタミンを作りだします。また根の障害を予防する嫌気で働きます。
空気中の窒素を固定しやすい微生物環境を作り出します。

・枯草菌(納豆菌も含まれる)の役割
タンパク質分解酵素のサチライシンを作り出し、有機物を分解します。有害微生物の
殺菌、水質改善資材などに効果を発揮します。

・放線菌は
土壌病害を抑制する働きをする。
固いキチン質を分解

・納豆菌は
 枯れ草・藁・落ち葉の中などに、広く分布している菌です。
植物の成長に必要なアミノ酸などを作る働きかけを行います。 アミノ酸は青果の
旨みや旨みを高めたり、植物の成長を促進したりする効果があります。
デンプンを分解する酵素(アミラーゼ)を出す。
タンパク質を分解する酵素(プロテアーゼ)が、害虫の防除や駆除に効果が期待できます。
セルロースを糖に分解、有機酸を作ります。サイトカイニンを生成し葉を大きくします。
 カビ病を抑制 カビ胞子は発芽ができなくなると言われています。
 亜硝酸の還元には、亜硝酸を納豆菌が食べて、植物にアミノ酸が取り込まれます。
 ビタミンB群を合成します。

・乳酸菌は
強力な殺菌力があります。( 殺菌作用のある有機酸「乳酸」を作る)
発生する有機物を植物が吸収すると、耐病性がアップします。

酵母菌は
分解された有機物を各種アミノ酸などの有機栄養物に合成します。
ブドウ糖をアルコールに分解し、炭酸ガス(CO2)を発生させます。
この炭酸ガスによって土壌を団粒化する。
有機物の腐敗を防止。
硝酸を還元するので、土壌中の硝酸を減らすことができる。

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